結婚率

日本の既婚者は増えている?減っている?

日本の既婚者は増えている?減っている?

自分の周りを見渡してみると、結婚している方もいれば、まだという方もいると思います。

今回は、少し視野を広げて、ここ数年の日本の既婚者の増減について書いていきます。

 

生涯未婚率は増加している

生涯未婚率とは、将来的に未婚である状態が続くと想定される方が、どれくらいいるのかを表す数値です。

言い換えれば、45〜49歳および50〜54歳の未婚率の平均値から、50歳の時点で結婚の経験がない方の割合を求めたものになります。

生涯未婚率は、50歳を迎えて結婚していない方は、今後も結婚しない可能性があるという考え方から、一生独身の方の割合を示す指標として用いられます。

ただし、実際に生涯未婚だった方がどれくらいいるかを表すものではありません。

 

平均初婚年齢は上昇傾向にある

ここ数年は大きな変化はありませんが、1995年と2020年を比較すると、男女ともに初婚年齢が3歳ほど上がっているというデータがあります。

過去の調査では妻の初婚時の年齢に関するデータもあり、2000年・2010年・2020年を見ると、いずれも26歳で結婚する方が特に多いという結果だったようです。

ただし、2000年は27歳以降になると初婚の割合が大きく下がりますが、2010年と2020年では、27歳を過ぎてからの下がり方が緩やかに。

 

ここ数年は、既婚率の低下に伴い、晩婚化も進んでいるようです。